<指導の目的>
・ 将来もラグビーを続けたいと思う子どもを出来るだけ沢山輩出していくこと。
・ 勝利至上主義を良しとせず、選手自身のスキルアップを目的とし挑戦することを評価する。
・ ラグビー精神を伝え、守っていくことで社会に調和し国際社会を戦える人間性の育成を目指す。
<指導の基本スタンス>
・ チームの皆が勝利を切望し、真摯にチーム強化に取り組むプロセスを実践する。
・チームとしての目標、戦略、戦術を選手・コーチ間で共有し計画的に取り組む。
・試合結果は効果測定の機会と捉え、結果に拘ることなく、分析結果を共有し、適宜計画を見直す。
・全ての子どもたちに「公平に」、「繰り返し」チャンスを与える。
・自身の経験のみに頼ることなく、時代・実情にあったスキル、コーチングの習得に努める。
・ 子どもたちのクリエイティビティを引き出すことを最重要視する。
・よい所を伸ばしていく。(特に、短期的な視野でよい所を摘み取ってしまわない。)
・怒鳴りつけるなど否定的な言葉は出来るだけ使わない。叱咤、叱責は子供の心を傷つける場合が多くある。
・試合においては、できるだけフィールド外から選手に指示等を行なわないこと
・試合が始まったらフィールド内の選手たちが全て責任を持って決めるよう事前に動機付けを行なう。
・当会の関係者は観客も含め子どもたちへの否定的な言葉、罵声、悲鳴は慎む。
・ コーチは試合開始前までにやれることは全てやっておく。
・教えたのに出来なかったこと、教えてないから出来ないことを正確に判別・理解する。
・ よい大人たること
・グランド退出時の片付け、クラブ行事に対する協力、各ラグビー協会・スクール連盟の協力依頼への参加等を率先して行い、グランド外においてもラグビー精神の遵守に努める。
<禁止事項>
・ 監督、ヘッドコーチの指導内容、又は合議の上、決定した内容と異なる自らの考えを勝手に子どもたちに伝える行為
・コーチはコーチ会内で事前に指導方針を合わせておくと共に、子どもに混乱を与える行為は厳に慎む。
・保護者会はコーチ会で合議したコーチングについて混乱を招くような言動は厳に慎む。
・どのような理由があったとしても体罰は絶対に行わない。体罰とは、体や心に苦痛を与えることである。
・上記が度重なる場合は、役員協議の上、防止に向けた具体的措置を実施する。